休息とは

前回のブログの最後に記した症状、やっと再発したと自分でも自覚した。

病院に行くべきだ、そして少し休息が必要だと思った。主任にも相談し1~2週間程度病欠をいただければよくなると信じて再度精神科に行ってみた。

 

すると以前私を担当してくれていた先生はもういなくなっており、新しい先生が担当することとなった。適当そうな口調に白衣の中のアロハシャツ…この人を信用していいのか心配になった。自分は軽症だと思って疑わなかったため「早くて1か月、普通なら2,3か月は余裕でかかるよ」と言われたときインチキ先生だと思ってしまった。

 

とりあえず1か月の診断書を持ち職場へ提出&相談すると、心優しく承諾してくれた。心配してくれた。人でも少なく大変なのは見てわかるのに他のスタッフも「こっちは大丈夫だから」と言ってくれた。

 

いざ休職してみると、今まで無理をしていたのか突然ベッドから起き上がれなくなった。食事も会話も面倒になり、数日間排泄と睡眠、you-tube鑑賞の3つしかできなくなっていた。そんな私を心配して、彼はベッドのそばにウィダーを設置してくれた。眠剤を飲んでフラフラな私をトイレまで誘導してくれた。

 

毎日毎日、申し訳なくて仕方がなかった。休職が決まった当初「せっかくのお休みなんだから、自分磨きもして、部屋もきれいにしてとことんいい生活をしなければ」と思っていた私。まるで真逆の生活を送っていた。それに耐えられず、罪悪感と劣等感に押しつぶされそうな日々だった。

それでも毎日「明日は絶対洗濯物をやらなければ」「掃除機は掛けなければ」「散歩に行かなければ」沢山やらなきゃいけないことにとらわれており、心は休まっていなかった。

 

私は、「休息」の意味を理解していなかったのである。

                   次回に続く