ここ2か月の出来事

13年交際していた彼氏と別れた。原因は私。

チャットアプリで知り合った男性と関わるうちに今まで当たり前だと思っていた生活に疑問を抱えるようになったいった。

 

何もかもが嫌になってOD(オーバードーズ)した日に気づいたら飛行機の予約をしていた。修学旅行以来飛行機いなんて乗ったことないし、一人でなんてもちろん初めてだし、乗り方なんて何にも分からない。

でも、意識がクリアになったとき、目の前に開かれたノートに電車の時間や金額、空港までの行き方などがきっちり書かれていた。

もうクレジットで精算もしていたし行くしかなかった。意識のない時の私が自分に行動力を与えてくれていた。

 

実際に本州に行ってみると初めて見る満開の桜、温かい空気と北海道とは違う匂い…

刺激になるものがたくさんあった。

 

今まではずっと家に引きこもって「私はみんなが頑張って働いた血税でだらけて過ごして最低だ」、「これからどうなってしまうんだろう」、「彼はそのままの君でいいんだよ、ゆっくり休んでって言ってくれてるけれど本当にそれでいいのだろうか」とマイナスな事ばかり考えていた。

 

今回の弾丸本州旅行(チャットアプリの方にお会いしてきた)によって久々に楽しいという感情やワクワクするという感情が芽生えた。この感情を大切にしなければいけないと思った。

この判断が正しいのかは分からないけれど…

 

改めて13年付き合っていた彼とお話し合いを重ねて、お互い離れて生活したほうが自分自身を成長していけるのでは以下という事になり5月16日をもってお別れした。

同棲していたこともあり、引っ越しや解約の手続きなどで6月3日まで一緒に暮らしていたけどその日々もいつもと変わらず幸せな時間だった。実感がわかないくらいいつも通りの時間だった。

 

私は実家に戻るほかないと考えていたが、アプリの男性との今後の発展も気になってしまって思い切って移住することにした。その男性は、「交際してほしい。俺に支えさせてほしい」と言ってくれた。家族は全員びっくりしていた。でも誰一人反対する人はおらずみんな応援してくれた。旅立つ日、お母さんとおばあちゃんは泣いてくれていた。お父さんはいつでも帰ってこいと言ってくれた。弟も忙しい中抱えつけてくれた。おじいちゃんはこんなことしかできないけど…とお金を寄付してくれた。親友は抗がん剤治療中で大変な中、泣きそうになりながらお別れに来てくれた。

 

私は独りじゃなかったんだなと改めて感じる事の出来る大きな決断だった。

これからの人生今まで描いていた流れとは全く違うし何度も苦しい思いするかもしれない。

でも、誰かにおんぶにだっこの生活で一生過ごすよりも自分自身で決断した道を歩いてみたいという今の気持ちを大切にしていきたい。

 

数か月後、数年後どうなっているか分からないけど笑っている私がそこにいますように…

 

  これが3月の中旬から6月頭くらいまでの大きな人生分岐点となった期間のお話。

  次回は体調のいい日に実際に移住してみての生活について記載する予定。